癒しを求めて日本イワナセンターに出掛けてきました!

アトラウントラウト 釣り

『 あ~、色物イロモノ 釣りたい!』

むかし、タレントで女優の山口美江やまぐちみえさんがCMでこれと似たようなことをつぶやいていましたが、先日までの私がまさにこんな感じだったんです。

日々の生活で疲れきった心と身体を癒すためには、もうあそこに行くしかない!

ということで、私にとっての癒しの場といえる、日本イワナセンターに出掛けてきました。

果たして癒しを得ることはできたのか?

日本イワナセンター(略してイワセン)について知らないという方は、以下の記事をご覧ください。

【2024年版】日本イワナセンターってどんなところ? イワセンを120%楽しむために初心者が知っておきたいこと。
【更新情報】2023年12月29日(金)から、すべてのポンド(池)でフェザーの使用が禁止となったそうです。※ ただし、イワナセンターの店舗で販売されているフェザーについては使用OK※ 姉妹店である、おくとねフィッシングパークで購入したフェザ...

この日のテーマはミノーを使った色物の数釣り!

この日はほんとうに久しぶりの釣行でした。
もう長いこと魚の引きを味わっていなかったので、とにかく数釣りを楽しみたいという気持ちで頭の中はいっぱいでした。

今回は日本イワナセンターにやって来ていることだし、ここの一番の売りである色物イロモノをターゲットにするのがいいだろう!ということで

ミノーを使った色物イロモノの数釣り 』を本釣行のテーマにすることにしました。

いったいどんな魚が釣れるのか非常に楽しみです。

当日の状況について

この日は子供たちが夏休みとあって、かなりの数の親子連れの姿を目にすることができました。どの池にも常に何人かの釣り人が立っており、釣り座を探すのもちょっと苦労するような混みぐあいです。

さらにこの日は連休明けの初日。魚たちはこれまで相当叩かれていたらしく、かなりナーバスな状態となっていました。

釣り場の混雑と魚へのプレッシャーのダブルパンチ!

ある程度は予想していたことですが、その現実を突きつけられると結構こたえるものがありました(汗)

こんなルアーを使いました

スミスのスティル・エリアチューン 当日、最も反応が良かったのがまん中にあるNo.02 イルペレRPカラーでした

スティル・エリアチューン

この日、私が使用したルアーはスミスのスティル・エリアチューン(40mm、1.3g、フローティング、テイルのみの1フック仕様)という小型のミノー。
通称「マジックジャーク」と呼ばれるアクションで使うのが有名で、ルアーの浮力を利用した縦方向(上下方向)の動きで魚を誘うことを得意としているルアーになります。

もちろん、この日もマジックジャークのアクションを試してみました。特にZERO号池(第1エリア)と9号池のレインボーには効果的で、6連発、7連発なんてしたなんてこともありました。

ただレインボーにはよく効くものの、イワナやブルック、ブラウンなどの色物には見切られてしまい口を使わせるのはとても大変でした。

彼らに見切られないためには、マジックジャークよりも早いアクションで誘うのがきっと効果的だろうということで、この日の私はロッドティップを使ったトゥイッチ・アクションを多用することにしたのでした。

トゥイッチ・アクションでの使い方

当日はスティル・エリアチューンを以下のように使用して釣果を伸ばすことができました。

  • 魚を探っている中で、ほんの少しでもルアーに興味を示す個体を見つけたら、まずはその魚の背後、1メートルくらいのところ目掛けてルアーをキャストします。
    ちなみに、この1メートルというのはあくまで目安で、ルアーを潜らせるために必要な助走距離だと考えてください。
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  • 次いでラインを巻き取り、狙いの魚が泳ぐ深さまでルアーを素早く静かに潜らせます。
    この時、ルアーがまっ直ぐ泳ぐことが重要で、もし右や左に泳ぎがれてしまうようなら、ラインアイを調整してトゥルーチューンを施します。もしこれが出来ていないと、ルアーを必要な深さまで潜らせることができなかったり、狙いの魚からルアーが遠ざかってしまったりと、ルアーをコントロールするのが難しくなります。結果的に釣果にも大きく影響してくるため、多少面倒でも必ず行うようにしています。
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  • そして狙いの魚の背後からルアーを静かに近づけ、顔の横辺りにきたところで、トントントン♬とリズミカルに数回のトゥイッチを加えてルアーを左右へと飛ばしてやります
    このとき、トントンの合間に瞬間的にラインスラッグ(ラインの弛み)を作ってやることがとても重要で、これが不十分だとルアーは左右に飛ばずに手前へと寄ってきてしまいます。
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  • ルアーを左右に飛ばしてやることによって、魚は一瞬ルアーを見失います。
    『あれ、ヤツは何処行った!?』とキョロキョロ探しているところに突然ルアーが現れて、また消える…これの繰り返し。
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  • 魚たちは食い気?或いはイライラ?のどちらかは分かりませんが、もう居ても立ってもいられなくなり、思わず口を使ってしまいます。

家で猫を飼っているという方はよく分かると思うのですが、猫をじゃらして遊んでやっている時のあの感覚を、この釣りではそのまま利用することができます。

いかに相手に興味を持ってもらえるか、或いはいかに相手をイライラさせられるか!

人と魚の騙し合い・知恵比べをする楽しさがこの釣りにはあります。

トップの釣りもあなどれない

これはちょっと好き嫌いが分かれるかも知れませんが、スティル・エリアチューンを水面のトップウォーターで使う探り方でも、とても良い反応が得られたのでここで紹介しておきます。

使い方は至って簡単で、キャストしたらただ浮かべておくだけのいわゆる ”ほっとけスタイル” になります。

探る池によっても、またそこにいる魚種によっても反応はさまざまですが、

  • ZERO号池(第1エリア)
  • 1号池
  • 9号池

これら3つの池での反応がとても良かったです。 特に1号池では水の流れに乗せてルアーを漂わせるのがとても効果的で、時折大型も出てくれたのでひじょうに熱くなりました!
釣れる魚種はほぼすべてレインボートラウトで、色物の反応はほぼありませんでした。

特にこのルアーでなくちゃ釣れないということもないと思いますので、もし興味があるという方は色んなルアーで試してもらえたらと思います。

何度も反応があるのに、なかなかフッキングしないという、トップの釣りならではのヤキモキした感じを味わうことができます。釣りのちょっとした息抜きに試してみてはいかがでしょうか!

各池でのミノーへの反応

当日は、どの池もかなりスレている個体が多かったという印象です。ですがその中に時折やる気を見せる個体が何匹かいて、それを探して狙い撃ちしていくといった釣りを続けました。

ただしひとつの池で長時間粘ってしまうと、魚はますますスレていく一方なので、あまり深追いすることはしませんでした。

別の池へ頻繁に移動するなどして、なるべく魚を休ませてやる時間を多く取るようにしました。こうしてやると、魚のやる気と食い気がふたたび盛り返してくるので、そのタイミングを見計らって何度も入り直すことを繰り返しました。

  • ZERO号池(第1エリア)
    ★★★★☆ ミノーへの反応良好
    30cm未満の個体がほとんどでしたが、レインボートラウトの数釣りを楽しむことができました。
    水面・トップウォーターの反応も良かったです。
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  • ZERO号池(第2エリア)
    ★☆☆☆☆ かなり難しい
    何度も場所を休ませて入り直すことを繰り返したのですが、 口を使ってくれたのはたったの3匹とひじょうに難しかったです。 この日の最大魚であるアトラントラウトが釣れたのはこの池です。
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  • 1号池
    ★★☆☆☆ ちょっと難易度は高め
    水面・トップウォーターの反応が良かったです。
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  • 5号池、6号池
    ★★★☆☆ ミノーへの反応は中程度
    色物(イワナ、ブルック、ブラウン、ジャガーなど)の反応がそれなりにありました
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  • 8号池
    ★★★☆☆ ミノーへの反応は中程度
    釣れたのはレインボーとブラウンの二種類のみでしたが、一日を通してそれなりに反応がありました。
    .
  • 9号池
    ★★★★☆ ミノーへの反応良好
    30cm前後の個体がほとんどでしたが、レインボートラウトの数釣りを楽しむことができました。
    水面・トップウォーターの反応が良かったです。

当日の釣果一部(写真ギャラリー)

写真はすべて、スティル・エリアチューンのトゥイッチ・アクションで釣り上げた魚となります。
当日釣り上げた魚のうち、特に綺麗だったり、大きかったり、或いは珍しいと感じた個体のみを載せてみました。
※ 魚種の判別は、釣り場のスタッフさんに写真を見てもらい判断してもらいました

さいごに

今回は癒しを求めて日本イワナセンターさんに出掛けてきました。

釣行のテーマであった色物の数釣りについては、釣果のおよそ8割がレインボートラウトで、色物の数を伸ばすことができませんでした。

スタッフさんの話では、連休中に相当叩かれていたからこれは仕方ないね!との話だったので、これは納得するしかないでしょう。

でもいくつもある池を何度もなんども往復した甲斐あってか、数釣りは楽しむことができたのでひじょうに満足しています。

今後また心が疲れて 『 あ~、色物イロモノ 釣りたい!』となったら、 またお邪魔したいと思います。

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